はけんけんぽ被保険者の心と体の不安に、専門家が電話で答えてくれる「ホッとコール」。ここに寄せられた相談事例をいくつか紹介します。自分に似た悩みや不安はありませんか?参考にしてみてください。
Q. 受診したのに眠れなさ、動悸、耳鳴りなどの原因がわからない
毎晩4時間ぐらいしか眠れず、明け方には目が覚めてしまい、その後は寝付けません。仕事中には、めまい、動悸、耳鳴りなどの症状があります。脳外科、耳鼻科、眼科、婦人科を受診しましたが、原因は分からず、症状が続きつらいです。どうしたらよいでしょうか。
(20代女性)
A. 器質的な異常がないときは、ストレス症状を疑ってみる
各科を受診されても器質的な異常が見当たらない場合、ストレスからくる症状である可能性が考えられます。身体的・精神的ストレスが長期間続くと、自律神経系の症状がみられるようになります。この場合、症状の改善のためにはストレスとなっている事柄を除去することができれば、一番即効性があります。
たとえば、仕事の量的な問題だったら、上司と話し合って時間内に終われるような分担量を決める、仕事の精神的なプレッシャー等でしたら、責任の負担が分散され軽減できるよう、相談相手を作る等の工夫をされてみてはいかがでしょうか。
もし職場環境の改善が不可能な場合、ストレス軽減のために自分でできる工夫としては、休日や仕事以外の時間の過ごし方を見直すことが大切です。
疲れを感じたり、時間に追われていたりするときこそ、少しの合間を上手に活用してリラックスを心がけましょう。
気分転換の方法にも3分、30分、1時間、半日、一日など、所要時間がそれぞれ異なるものがあります。「窓の外を見ながら深呼吸をする」なら3分もかかりませんし、一日コースなら「美味しいものを食べ、買物を楽しむ」のもよいかもしれません。くたくたに疲れているときは、休日は何もしないでボーッとしたり、ただ横になったりするだけでもストレス解消になります。仕事に関係することを考えるのを意識的にやめて、あなたが楽しめることをする時間を設けるというのもよいかもしれません。
そうした時間を持つことで、少しずつ疲れた心とからだが癒され、エネルギーが回復されていくことでしょう。
からだの不調は、「自分の心身に無理をさせ過ぎているよ。これ以上、自分を酷使せず、いたわってあげようよ」というからだからのサインです。このことを忘れないでくださいね。
出典:保健同人社


